いろんな織田信長を比較してみた ~歴史の教科書から「麒麟がくる」まで~
1.余談
暇なのでブログ書いてみた2本目。
明日にも首都圏で解除されると報道されている緊急事態宣言。
僕も御多分に漏れずテレワークと外出自粛の日々を送っていたわけだけど、
まあやることがない。
というわけで、ここ1か月ほど「仁王2」や「信長の野望」、スマホゲーの「戦国布武」など、いわゆる歴史ゲーをやりこんでいた。「信長の野望」シリーズだと、創造が一番好き。最新シリーズは大志。
ちなみにシミュレーションゲーマー界隈では相当評価が高い「シヴィライゼーションⅥ」がEpic gameストアで無料配信中だ(通常時の販売価格は7,000円)。未プレイなのでこの機にプレイしてみようと思うんだけど、主人公に選べる北条時宗の家紋がゼルダのトライフォースと完全に一致しているせいで、海外プレイヤーが「zelda fan boy」とあだ名をつけているらしい。ちょっと笑った。名家なのにね。
シヴィライゼーションについての説明もリンクしておく。
2.「麒麟がくる」の信長
話が脇に逸れたけど、戦国ゲームをやっていると必ずと言っていいほど登場する武将がいる。そう、織田信長だ。
どのゲームに出てくる信長もやっぱり総じてかっこいい。
戦国時代のカリスマだし、そう描く方が物語としても映えるよね。
「第六天魔王」っていうワードからかなり魔王寄りに描かれるゲームもちらほら。
ただ、そんな信長のイメージをともすると一変させるかもしれない、今までにない信長像を描くドラマが始まっている。今年の大河ドラマ「麒麟がくる」だ。
信長を演じるのは染谷将太なんだけど、今のところ全然かっこよくないのである。
(余談だけど「バクマン。」の染谷くんがめっちゃ好き)
いや、顔は染谷くんだからかっこいいよ。ここでいうかっこよさはいわゆるカリスマ性みたいなもので、その点でいうとちょっと外れているのだ。
父からも母からも愛されず、弟を妬み、自分が正しいと思った方向に猛進してしまう、そんな信長像が描かれている(もちろんその中に天性のキレは感じさせるんだけど)。
決してうつけではないんだけど、どこかに人間的な欠陥を感じさせる、そんな感じ。
ちなみに先週の放送話で弟の信行(信勝)を毒殺した。
大体の歴史モノだと、信長が尾張を統一するくだりはあっさり描かれて、弟の謀反に対しての信長の感情だとかが詳しく描かれることはないんだけど、「麒麟がくる」の信長は、父母の寵愛を受けた弟に対して「お前が妬ましい」と嫉妬をこれでもかと露わにして、涙ながらに毒を飲ませた。今後の染谷版信長がどういう変化を遂げていくのか、とても気になるところだけど、ひとまず今までにない人間的な信長になっていて、日曜8時の放送を毎週楽しみに待機している。
ここまで、信長っぽくない信長の話をたらたらと書いてしまったので、
信長っぽい信長のイメージについても見ていきたい。
3.歴史の教科書に出てくる信長
日本人なら一回は見たことがあるであろう信長。
仮に織田信成が本当に織田家の子孫なら、顔立ちについてはこんな感じだったんじゃないだろうかと言う気がする。
4.海外の絵師が描いたとされる信長
こういうおじさん現代にもいるよね。歴史の教科書よりイケメンというかダンディー。
5.「信長の野望」の信長
KOEIのゲームの信長はだいたいこんな感じ。
史実に忠実なヴィジュアルでゲームに出てきても、「かっけえ…」とはならんよね。
シブサワ・コウの愛する信長像を今後も描き続けてくれ。
6.ゲームっぽい市川海老蔵版信長
うーん、かっこいい。勒玄くんも大人になったらこんな感じになるのかな。
「おんな城主 直虎」での信長です。
7.おまけ
信長関係ないけどGACKTが「風林火山」で演じた上杉謙信がこちら。
8.最後に
史実は史実として大事だけど、歴史に限らず読みものだったり、物語の何が面白いかって、想像の余地があるところだと思う。僕は歴史の専門家でもなければただの一般人なので、書いてあることに間違いがあったら許してほしい。
信長についても、本当の信長がどんな人間だったかはその時代を生きた人にしか分からないけど、通説にはまらない信長が登場してくることは、とてもわくわくすることだし、大歓迎だな。
お題「#おうち時間」